新卒で事務職はもったいない!?その理由と就活成功のコツを紹介

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新卒での就職活動は、自分のキャリアを築く重要な第一歩です。

しかし、新卒の就職先の選択肢として事務職を考えたとき、
「新卒から事務職に就くのはもったいないのでは…?」と疑問を抱く人もいるのではないでしょうか。

実際に新卒から事務職で働くことには、いくつか注意点があります。

今回は、「新卒から事務職はもったいない」と考えられる理由を紹介するとともに、事務職でキャリアを歩むことにはどのようなメリットやデメリットがあるか、事務職に向いている新卒の特徴、新卒就活を成功させるための具体的なコツまでをご紹介します。

自分に合ったキャリアを見つけ、充実した社会人生活を送るためのヒントをお伝えしたいと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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目次

そもそも事務職とは?

New-graduate-office-job-3「新卒が事務職に就くのはもったいない」と考えられる理由に触れる前に、事務職の主な仕事内容と種類について理解していきましょう。

事務職の主な仕事内容

事務職とは、企業や組織のオフィスで日常的な業務をサポートする役割を担う職種です。
具体的には、データ入力、ファイリング、電話応対、書類作成、メール対応、スケジュール管理などの業務を行います。
事務職は、業務の円滑な進行を支え、他のスタッフが効率的に仕事を遂行できるようにサポートする重要な役割を果たします。

一般事務と専門事務

事務職には大きく分けて一般事務と専門事務があります。

一般事務

一般事務は、オフィス全般の業務を幅広くサポートする職種です。基本的なパソコン操作(Word、Excelなど)能力や一般的なビジネスマナーがあれば、特定の専門知識がなくても対応できる業務が多くあります。
一般事務の業務内容の幅は広く、働く会社や部署によって仕事内容がまったく違う場合があります。求人情報を確認したり、企業の採用担当に相談したりするなど、詳しく確認することをおすすめします。
規模が小さい会社の一般事務は、やや専門性の高い事務作業(営業、人事、労務や経理、総務など)を幅広く担当するケースもあるでしょう。

専門事務

専門事務は、特定の専門知識やスキルを活かして、特定の分野や業務に特化したサポートを行う職種です。専門性が高く、特定の部門や業務プロセスに深く関与します。
専門技能や知識が必要とされる専門事務にはいくつか種類があります。代表的な例をいくつか紹介します。

・経理事務…会計データの入力、請求書の処理、経費精算、財務報告書の作成。
・人事事務…採用活動のサポート、社員の労務管理、給与計算、福利厚生の管理。
・法務事務…契約書の作成・チェック、法的文書の管理、コンプライアンス対応。
・営業事務…営業データの管理、受発注処理、顧客対応、営業資料の作成。
・医療事務…患者情報の管理、医療費の請求、診療報酬明細書の作成。
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新卒から事務職はもったいないと言われる理由

事務職には、企業や組織の円滑な進行を支え、他のスタッフが効率的に仕事を遂行できるようにサポートする重要な役割があります。
では、なぜ「新卒が事務職に就くのはもったいない」と言われてしまうのでしょうか?
考えられる理由を見ていきましょう。

・学歴やスキルの活用不足
・ルーティンワークが多い
・給与や昇給が少ない

もったいないポイント①学歴やスキルの活用不足

事務職の中でも、一般事務は特別な資格や経験が必要なわけではありません。
一般事務は正社員だけでなく、アルバイト・パート、派遣社員での募集も多いので、大学や専門学校などを卒業した新卒ではなくても始められると考えると「新卒で事務職はもったいない」と感じる人もいます。

もったいないポイント②ルーティンワークが多い

事務職は業務が安定している反面、企業や部署によって職務内容が比較的固定されているところもあるようです
新卒のうちに様々な人との出会いや新しい経験を積んでスキルを広げることが有用と考えられていることから、「新卒で事務職はもったいない」と感じられることがあります。

もったいないポイント③給与や昇給が少ない

事務職の初任給は、他の専門職や技術職と比べて低いことが多いです。
事務職はあくまで組織のサポートであるため、成果が見えづらい傾向があります。そのため、昇給や昇格の機会が限られることも。
新卒の初任給に関しても、一般事務の場合、正社員でも約20万程度が相場になります。(参考:求人ボックス|一般事務の仕事の年収・時給・給料
給与や昇給が少ない職業であることが「新卒で事務職はもったいない」と感じられる理由の1つです。

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事務職のメリットとデメリット

「新卒から事務職に就くのはもったいない」と言われる理由を紹介してきました。
では、事務職としてキャリアを歩むことを選択した場合、そのメリットとデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
「もったいない」新卒社会人生活を送らないために、理解しておきましょう。

・ワークライフバランスがとりやすい
・多様な業界で活躍できるスキルを身に着けられる
・身近な人から感謝してもらえる
・モチベーションの維持が難しい
・細部に注意を払う必要がある
・長時間のデスクワーク

メリット①ワークライフバランスがとりやすい

事務職はルーティンワークが多いことや、業務内容が比較的安定していることが多いため、急な出勤や仕事のタスクが入ることは少ないと思われます。
営業のようにノルマを課せられることもありません。
事務職は定時で終わることが多く、月の残業時間は平均で約10時間です(参考:dada|平均残業時間ランキング【91職種別】。休日に関しても、土日祝が休めるだけでなく、長期休暇や有給休暇も比較的取りやすい傾向にあります。
事務職は精神的な負担が少ないと考えられる上に、プライベートの時間を確保でき、家庭や趣味の時間を大切にしたい人にとって魅力的です。

メリット②多様な業界で活躍できるスキルを身に着けられる

一般事務は未経験でも働ける職種ですが、そこで学べるビジネススキルは多様な業界で活かすことが可能です。
事務職は社内の様々な部門とかかわりを持ち、組織の運営を支える役割を担っているため、組織全体の流れを理解することができます。規模が小さい企業の事務職の場合など、複数部署を兼務することもあるでしょう。
会社の仕事を幅広く、しかも基礎から学べる事務職は、努力次第で自分のキャリアにとても役立つ仕事になります。

メリット③身近な人から感謝してもらえる

仕事の効率化や職場環境の向上に貢献するため、事務職の存在は組織にとって必要不可欠な存在です。
事務職は、業務の円滑な進行をサポートし、社内において情報の伝達や連絡、調整を中心的に行う役割となります。多角的なサポートを心がけたり、トラブルにも素早く対応することで、職場の人々から感謝される職業です。

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デメリット①モチベーションの維持が難しい

事務職の仕事内容はマニュアルによって決められていることが多く、ルーティンワークになりがちです。業務によっては単純作業の繰り返しになることも多くあります。
そして、事務職は営業職などとは違い、会社の業績に直接的に貢献するポジションではないため、会社からの評価が得づらいという側面も。給与や昇給も比較的少ない傾向にあります。
目に見える成果が欲しい人や日々の生活で変化や刺激を求める人にとってはモチベーションの維持が難しいかもしれません。

デメリット②細部に注意を払う必要がある

事務職ではデータ入力や書類作成など、正確さが求められる業務が多いため、細部に注意を払う必要があります。
会社の機密情報を扱うことも少なからずあるため、責任感を持って業務に取り組む姿勢が求められます
細かいところに気を配ることが苦手だと、仕事のミスにつながってしまいます。

デメリット③長時間のデスクワーク

事務職の主な業務はほとんどがコンピューターを使用して行われるため、長時間デスクに座って作業することが求められます
長時間のデスクワークは、眼精疲労、肩こりや腰痛、運動不足を引き起こします。健康を気遣い、自分から定期的な休憩や軽い運動を取り入れることが必要です。

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事務職に向いている新卒はどんな人?

事務職として働いていく上でのメリットとデメリットを紹介してきました。
ここでは、事務職に向いている新卒の特徴を紹介します。「もったいない」新卒社会人生活を送らないために、自分が本当に事務職として働けるのかを確かめましょう。

・事務作業のアルバイトを経験している
・部活やサークルのイベントを運営したことがある
・細かい作業が好き
・学業やアルバイト、趣味などを上手く両立している
・新しいITスキルや知識に興味がある

事務作業のアルバイトを経験している

アルバイトやインターンシップなどで、データ入力作業やメール対応、書類整理を経験したことのある人がいるのではないでしょうか。
バックオフィス作業や在庫管理、予約管理の経験は、細かい作業を正確にこなす能力を養えます。事務職では細部に注意を払うことが求められるため、このような経験は非常に有益です。
また、他の人よりも事務職の仕事に対して理解した上でキャリアを積むことができ、新卒で事務職に就いても「もったいない」と言われる新卒社会人生活にはなりにくいと考えられます。

部活やサークルのイベント運営をしたことがある

イベントの企画運営の経験がある人は、スケジュール調整や管理の経験、チームワークなどのスキルが磨かれています。これらのスキルは、プロジェクト管理や協力業務など、事務職で必要とされる組織をサポートする事務職に応用できます。
部活やサークル以外にも、授業でのグループプロジェクトや研究プロジェクトを運営した経験がある人も同様です。
その中で、他のメンバーと円滑にコミュニケーションを取ってきた人は、新卒から顧客対応や社内連絡が多い事務職で働いても、人間関係を良好に保ちながら楽しく働けると考えられます。

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細かい作業が好き

事務職は社内の細かなイレギュラーを見逃さない注意力が必要不可欠です。
細かい部分に気が付いたり、小さいことにも気が回ったりする人が事務職に向いていると言えます。
地味な作業になりがちな事務職ですが、小さいことにもやりがいを感じられる人は新卒から事務職で働いても、「もったいない」社会人生活になることはあまりないでしょう。

学業やアルバイト、趣味などを上手く両立している

事務職では複数のタスクを効率よくこなす必要があり、時間管理が得意な人は事務職でも円滑に業務を進められるでしょう。
そして、課題やアルバイトで任された仕事を最後まで上手くやり遂げようとする人は、正確さと信頼が求められる事務職で働いても、評価されやすいです。
事務職は社内のイレギュラーにポジティブに立ち向かい、解決しなければなりません。
日々の問題を避けることなく、上手く立ち回っている人は新卒から事務職で働いても、「もったいない」社会人生活になることはあまりないでしょう。

新しいITスキルや知識に興味がある

事務職では新しいシステムなどの導入を先導することも多くあります。新しいITシステムに抵抗がなく、臨機応変に対応できる人が重宝されます
社内の人々にシステムや業務の導入をアシストする必要もあるため、自分から新しいITスキルを学び、伝えられるのが望ましいです。そのような人は、新卒から事務職として働いてもキャリアアップを図れるため、納得した事務職キャリアを積むことができると考えられます。

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事務職に向いていない新卒はどんな人?

事務職に向いている新卒の特徴を紹介してきました。
ここでは逆に、事務職に向いていない新卒の特徴を見ていきます。
これらの特徴に当てはまる人は、事務職において「もったいない」特徴の持ち主ですが、他の仕事では大いに役立つ特徴を持っている人です。
今回は、それを「もったいないポイント」として紹介します。
もったいない社会人生活を過ごさないために、自分の適職は何か考えてみてください。

・クリエイティブ活動に没頭している
・アクティブで刺激を求める活動が好き
・個人プレーを重視している
・多くのサークルやアルバイトを経験している
・リーダーシップを発揮できる

クリエイティブ活動に没頭している

アートやデザイン、音楽制作に熱中したり、自主制作映画や演劇の制作を経験したり、常に新しいアイデアや創造性を求めて活動してきた人は、効率を重視する事務職は退屈に感じるかもしれません。

\もったいないポイント/
クリエイティブな活動が好きな人は、デザインや映像、音楽の制作活動ができる仕事で活躍することで、自身の独創性を活かせるでしょう。
例)グラフィックデザイナー、ウェブデザイナー、映像プロデューサー、音楽プロデューサー、広告プランナーなど

アクティブで刺激を求める活動が好き

スポーツチームに所属したり、旅行などのアウトドア活動を頻繁に行っている人は、環境の変化による自身への刺激が心地よい・楽しいと感じていると考えられます。これに当てはまる人は、長時間のデスクワークがきついと感じるかもしれません。

\もったいないポイント/
アクティブで刺激を求める人には、身体を動かしたり、働く環境に変化がある仕事が向いているでしょう。
例)スポーツインストラクター、トレーナー、旅行ガイド、ホテル業、飲食業、イベントスタッフなど
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個人プレーを重視している

チームよりも個人で成果を上げることを重視してきた活動が多い人は、組織内で協力を仰ぐ立場であり自分の成果が見えにくい事務職に就く自分自身を「もったいない」と感じることがあります。
自分のペースで仕事を進めることが好きな人も、厳密なタイムマネジメントが求められる事務職に適応しにくいことがあります。

\もったいないポイント/
個人プレーを重視してきた人は、リモートワークやシフト制で働けたり、自分のアイデアを形にできる職種が向いているでしょう。
例)フリーライター、デザイナー、プログラマーなど

多くのサークルやアルバイトを経験している

同時に様々なことに取り組んできた人、色々な経験を通して得た多角的な視点を活かして働きたい人は、一つの場所で長期的に働く事務職が自分にとって「もったいない」と感じてしまうかもしれません。

\もったいないポイント/
多くのサークルやアルバイトを経験してきた人は、常に新しいプロジェクトや問題に取り組む職業が向いています。
例)コンサルタント、ビジネスアナリストなど

リーダーシップを発揮できる

ボランティアやサークル活動などでリーダーや幹部のポジションを務めてきた人、これからもリーダーシップを発揮したいと考えている人は、事務職の補助的な役割に就く自分自身を「もったいない」と感じるかもしれません。

\もったいないポイント/
リーダーシップを発揮できる人は、常に新しいイベントやプロジェクトを企画・実行する仕事に向いているでしょう。
例)イベントプランナー、プロジェクトマネージャーなど

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新卒が事務職に就くのが難しい理由

ここまで記事を読んで、「自分は事務職に向いていそうだから、事務職就活を考えたい」と思った方…!
実は事務職就活は他の就活よりも厳しい道になると予測されます

ここでは、事務職就活が難しい理由を解説します。
その後に対処法も紹介しますので、まずは現状を理解していきましょう。

・正社員の採用枠が少ない
・希望者が多く競争率が高い
・IT化によるコストカット
・経験者の優遇

正社員の採用枠が少ない

新卒で事務職に就くのが難しい理由のひとつは、正社員の採用枠が少ないことです。企業はコストを抑えるために、間接部門の正社員採用を最小限に絞り、派遣社員や契約社員などの非正規雇用を多用しています。これにより、新卒で事務職の正社員ポジションを狙うのが難しくなっています。

希望者が多く競争率が高い

事務職は、ノルマのプレッシャーがなく、残業が少ないなどの理由から人気の職種であり、競争率が非常に高いです。
令和6年3月の厚生労働省のデータ※1によると、事務職の有効求人倍率※2は0.48倍、一般事務に関しては0.40倍と低く、希望者に対して求人が少ない状況です。これにより、正社員として事務職に就くことが一層難しくなっています。
※1 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和6年3月分及び令和5年度分)について」参考統計表
※2 有効求人倍率とは…労働市場における求職者1人に対してどれだけの求人があるかを示す指標

IT化によるコストカット

IT化の進展により、事務作業の多くが自動化され、データ入力や書類作成などが機械で行えるようになりました。これにより、人件費削減が進んでいます。これにより、事務職の求人数が今後さらに減少することが予想されます。

経験者の優遇

企業は未経験の新卒よりも、経験のある中途や派遣を優遇する傾向があります。
経験者を採用することで、教育コストを抑え、即戦力として活用できるため、新卒の事務職採用枠が少なくなっています。

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新卒で事務職就活を成功させるコツ

IT化や事務職の人気によって新卒が事務職に就くことが難しくなっている今、新卒で事務職就活を成功させるにはどのような対策が必要なのでしょうか。
事務職就活を本格的に考えている人は、これから紹介する新卒で事務職就活を成功させるコツを実践してみてください。

・基本的なスキルをつけておく
・視野を広げて求人を探す
・資格取得
・事務職のアルバイトやインターンシップで経験を積む

基本的なスキルをつけておく

新卒が事務職に就職するためには、パソコンスキルの向上が欠かせません。
パソコンの基本操作やオフィス系ソフト「Word」「Excel」「PowerPoint」をスムーズに使える必要があります
特に、Excelの関数やマクロの使い方を習得しておくと有利です。また、正確に素早く書類を作成するためにタイピングスキルの向上も重要です。新卒で事務職に就職する場合、できるだけ早いうちからPCスキルを磨き始め、業務効率化に貢献することが成功への鍵となります。

視野を広げて求人を探す

事務職の求人は人気が高く、内定獲得は熾烈な争いになります。また、AI技術によるコストカットにより、求人数が少ないのが現状です。
そのため、視野を広げ、数多くの企業にエントリーすることが大切です。
特定の業界や企業規模にこだわらず、積極的に求人を探し、様々な業種の事務職に挑戦しましょう。自分に合った職場を見つける機会が増えることで、内定獲得の可能性が高まります。
そして、事務職に就職するのを強く望むのならば、複数の企業の選考に落ちたとしても、めげずに就活を続けることが必要となります。

資格取得

新卒で事務職に就職するためには、資格を取得しておくと有利です。資格は専門知識とスキルを証明し、実務にも役立つため、就職活動での成功可能性が高まります。
例えば、「ITパスポート」や「MOS」など基本的なITスキル、ビジネスマナーを深めるための「秘書検定」があります。
特に、専門分野の事務職は一般事務よりも有効求人倍率が高い傾向にあります。専門分野の事務職を希望する場合は、経理事務に役立つ「簿記」や「社会保険労務士」、「宅地建物取引士」など、自分の希望する職種や業界に合わせて資格を取得することが必要です。
ここで大切なのは、目標を持って計画的に学習することです。資格取得はあくまで通過点であり、最終的な目標は希望する職種での活躍であることを忘れないでください。

事務職のアルバイトやインターンシップで経験を積む

新卒で事務職に就くためには、アルバイトやインターンシップで実務経験を積むことが有効です。
文書作成、データ入力、顧客対応などのオフィスワークを経験し、スキルを身につけるとともに、職場での適性や仕事への理解を深められます。職場適応がスムーズになり、早期に成果を出せる基盤が築けます。
その実務経験を就職活動での自己PRや面接で話すことで、自分の強み・実績をアピールできます

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就活をスムーズに進めたい人へ

この記事では、新卒から事務職はもったいないと言われる理由や事務職のメリット・デメリット、事務職に向いている新卒はどんな人なのか、事務職就活を成功させるコツについて紹介してきました。

事務職就活だけではなく、他の職種の就活でも、企業研究、仕事研究、自己分析などが必要となってきます。

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新卒カードを有効に使って、自分に合った仕事に就きたい。
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