LINE facebook

【カメラマン】旅の魅力を広めたい!趣味で始めたカメラを仕事にするまでの道のりとは

ポーズを決める長沼さん

今回は、会社員として働きながら、カメラマンとしても幅広く活躍されているぬまさんにインタビューをさせていただきました。

自分のキャリアについて悩んでいる方、カメラマンになりたいと思っている方、やりたいことがわからない方などに特に読んでいただきたい記事となりました。

 

大学卒業間際にやりたい仕事が変わった

ぬまが撮った写真

ーどのような経緯で、会社員をしながらカメラマンとしても活動をはじめられたのでしょうか。
ぬまさん:僕は現在、株式会社TABIPPOという旅を広める会社で働いていますが、新卒で入社したわけではなく、2社目の会社なんです。前職はもともと株式会社アイ・エム・ジェイ(現:アクセンチュア株式会社という、デジタルマーケティングの会社に入社をしました。データ分析やWebコンサルに興味があり、旅行に関わる仕事に携われればなと思っていました。

 

ーなぜ「旅行」なのでしょうか。
ぬまさん:大体の人は、学生時代から旅行をしたり、英語が好きだったりという理由があると思うんですが、僕の場合旅行に魅力を感じだしたのがとても遅いタイプの人間なんです(笑)大学4年生の頃に、海外旅行って良いなって思い始めたんですが、大学の授業や卒論なども重なりまともな「海外旅行」に初めて行けたのは卒業間近でした。入社直前に旅行の原体験をしてしまって。旅に関わる仕事をしたいなと思いつつ、内定を頂いた会社に入社をしました。

 

ーどのような経緯で転職をされたのでしょうか。
ぬまさん:新卒で働いている時に、たまたまTABIPPOのメンバー募集があったんです。まだ1年目だけど、挑戦してみようと思って、軽い気持ちで中途採用に応募をしました。何かしらタメになる話が聞けたらラッキーだなというくらいで、受かるとは全く思っていなかったんですが、通ってしまったんです(笑)「えっ!どうしよう!」と戸惑いながらも選考を進めていって、内定を頂いたのがきっかけですね。

 

ーTABIPPOさんって、旅行会社というよりは旅の魅力を広めたいという想いのもとメディアやイベント要素を強く押し出している会社ですよね。
ぬまさん:そうですね。「旅行」に関わりたいという想いはありましたが、旅行代理店は違うなと思っていたんです。旅行代理店って、“旅行に興味のある人が、ここに行きたいから行きます”という理由で利用する方が多い場所じゃないですか。そうではなくて、昔の僕のように“旅行に興味のない人たちに届くサービス”に携わりたいなという思いがありました。そんな時にTABIPPOを見つけたんです。よくよく調べてみると書籍も作っていましたし、イベントやオウンドメディアも運営していて、「あ、この会社すごく面白いな」と感じたのを覚えています。

 

ーそこからTABIPPOさんに入社をされて、カメラマンの道に進んでいったのでしょうか。
ぬまさん:いえ、入社後は、広告やメディア運用に携わっていました。理由は人がいないからです(笑)ベンチャーあるあるだとは思うんですが、できる人がいないなら0からプロを作ろうって、当て込まれたのが僕でしたね。

 

新しい趣味を見つけたくてはじめたカメラへの道

海外の風景
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ーでは、カメラは仕事というよりは趣味ではじめたものなのでしょうか。
ぬまさん:そうですね。旅の話に続きますが、僕はカメラをはじめたのも遅かったんです。遅かったというか、社会人になって、新しい趣味を見つけようと思ってカメラを買ったのが最初のきっかけです。趣味にしようと思っていたけれど、旅行に行くときとか出かける時にしか持っていかなかったので、普段はホコリを被っていましたし、いわゆる「THE カメラをはじめた人」でした。そんな時、TABIPPOのカメラ担当に任命されました(笑)趣味とすら言えないくらいのスキルだったので、まともな写真を撮れるように勉強しなきゃなと思って学び始めると、どんどんハマっていってしまって。

それから2〜3年間独学で頑張っていましたが、片手間ではなくしっかりと学びたいなと思い、3年前に本格的にカメラマンとしての活動をはじめました。カメラって、1つのアイテムを通してたくさんの人に会えることがとても魅力なんですよ。TABIPPOの仕事でご一緒したいカメラマンさんとかに出会えたり、僕たちと同じように観光の魅力を発信しているカメラマンさんと仲良くなれたりですとか。

同じ思いを持つ仲間が増えていくことは純粋に嬉しいですね。今の仕事をしながらカメラを始めたからこそ、感じることややりがいも変わっていくんだなと感じています。

 

ー会社員として働きながらカメラマンとしても活動をするとなると、どのように時間を使い分けてたんですか?
ぬまさん:カメラマンとして本格的にやっていきたいと決めたものの、実績作りやスキルアップは必要だったのでプライベートの時間をほぼカメラに費やしていました。例えば、仕事終わりにそのまま夜景を撮りに出かけたり、オフィスに泊まって、朝方写真を撮りに行ったり。最近では趣味というよりは、本業ぐらいのものは求められるようになってきたかなと感じています。依頼を頂ける機会も多くなってきましたし。

 

ーカメラマン一本にするという、働き方のスタイルを変えない理由はなぜでしょうか?
ぬまさん:旅に関わる仕事をしたいという気持ちや、旅の魅力を広めたいという想いはぶれていないので。今の仕事も大切なんです。旅を広めていくにあたって、やり方ってたくさんあると思うんですが、その一つが写真だと思うんです。昔ウユニ塩湖がとても流行ったじゃないですか。あんな南米の片道30時間以上かかるところに、1枚の写真を見て、行きたいなとか、実際に行く人って本当にたくさんいるんだなと感じていて。そうやって写真一枚で人の心を動かすことができるのって結構すごいなって思うので、そんな写真をこれからも撮り続けて、SNSで発信し続けていくことで誰かの心を動かすことができるんじゃないかなと思っています。だから僕は会社員をしながらカメラを続けています。

 

ーカメラマンとしてのキャリアステップを教えてください!
ぬまさん:そこは僕もとても悩んでいて(笑)カメラマンって、やっぱり資格とかは特に無いので、キャリアアップという何か明確な何かが無いんです。だから、これという答えは無いんですが、僕が大事にしている未来は、自分が好きなものだったり、大切な人とと一緒に仕事をしていきたいなということですね。

 

ー趣味を仕事にしたいと考えている方もたくさんいる中で、キャリアステップを可視化することは難しいんですね。
ぬまさん:そんなに難しくはないと言ってしまうと語弊がありますが、どこまでやるかかなとも思います。僕みたいに会社員兼カメラマンとしてキャリアを歩んでいくのか、カメラ一本でキャリアを確立していくのかで結構違うんですけど僕はカメラの学校に行ったわけでもないですし、周りにたくさんカメラマンがいて、そのおかげでカメラマンになれたわけでもないので。好きで続けていれば、目指したい姿になることができるなと思っています。

例えば、カメラで撮った写真をSNSで発信し続けていけば、友人などに撮ってって言われることもあると思いますし、そういう時に1回5000円とか自分の写真に価値をつけてみたり、出張サービスみたいなものにカメラマンとして登録してもいいかもしれないですし。

他にも出張撮影サービスをやっているカメラスクールに通って、後にラブグラフのカメラマンになることもできるので、今の時代、カメラマンとして生業としていくことはそんなに高くないハードルなのかなと思っています。

 

ーカメラマンって個人で活動していくというよりは、コミュニティに属する機会がたくさんあるんですね。
ぬまさん:そうですね。カメラマンを始めてから大きな挫折はありませんでしたが、困ったことはたくさんありました。僕はスクールに行ったりした人間ではないし、良い意味で好きなものだけを撮ってきたタイプなので、カメラの知識はもちろん、カメラマンのツテもほとんどない状態からのスタートでした。そうすると、独学での限界はどこかでかならず来るんです。頭ではわかってるけど全然撮れないなとか、人を撮るときみんなはどういう声掛けをしているんだろうとか、世の中にあんまり出てこない現場の話ですね。聞きたいけど誰に聞けば良いのかも分からないし、情報は全然落ちていないし…って困った時期はありました。

 

大事なことは、決して可能性を狭めないこと

カメラを構える長沼さん

ーそういう時って実際どのように対処されたのでしょうか。
ぬまさん:たまたま近くにカメラマン活動している同世代が居て、繋がりがあったわけではないんですが、その子からツテを紹介してもらいました。そこからはまたその先輩がツテを紹介してくれて、アシスタントとして現場を見させて貰う機会をもらったりして、知識や繋がりを増やしていきましたね。

 

ー最後に、未来ある若者にメッセージをください。
ぬまさん:僕は学生と話す際によく2つ言っていることがあります。
1つ目は、色んな人と接点を持ちなさい、ということです。やっぱり、沢山点があったほうが、何かをやろうとした時に線になりやすいっていうじゃないですか。本当にそうだなって、今の会社に入ってから何度も思ったので。可能性を狭めるような選択をせず、常に意識し続けてほしいなと思っています。

2つ目は、何でも良いので、好きなことだったり、やりたいことを見つけたら、その第一線で活躍してる人に触れる努力をしてみてほしいです。本当に簡単なことで大丈夫で、イベントに参加してみたり、SNSをフォローしたり、サービスやプロダクトを手掛けている人であればその商品を手に取ってみるとか。簡単そうで意外とやってない人って多いと思うんですよ。そこまで興味の矛先を極めることも、自分の選択肢を広げるためには大切なことかなと思っていますね。

僕のキャリアは学生の頃には思い描いていないものでした。でも今の人生は楽しいですし、出会った人に助けてもらっている部分も大きいなと思っています。みなさんも自分の未来やなりたい自分のイメージを狭めず、たくさんのことに興味を持ってきっかけを大切にしてほしいですね。

***

今回はカメラマンのぬまさんにインタビューをしました。あなたの夢探しやライフプランに役立つヒントは見つかりましたか?
shabellbaseでは、今後もたくさんの職種の方のリアルなお話を聞き、あなたのなりたい未来を応援します。

関連記事

普段はなかなか会うことのできない自分の憧れの人から自分にあったアドバイスをもらえる ”キャリアシェアアプリ”『shabell』。shabellでは、タレントやスポーツ選手、弁護士やインフルエンサーなど、”その道のプロ”からユーザーの[…]

カメラを構える2人

ぬまさん
ぬま|カメラマン


1991年生まれ。千葉県出身。株式会社TABIPPOでメディア運用・広告運用など会社員として働きながらカメラマンとして広告/宣材/取材・インタビュー/物撮りを中心に活動。

旅の総合WEBメディア:https://tabippo.net/

TABIPPO Twitter:https://twitter.com/TABIPPO

▼shabellアプリでぬまさんに相談したい方はこちら
shabellアプリで相談

関連記事

コロナの影響で渡航が制限されていたり、一時は自由に楽しむことがしづらくなってしまった「旅行」。最近では少しずつではありますが、行き来できる国も増え始め、少しずつ観光業も再開し始めたようです。コロナ禍での私の気付きとして、体の健康はも[…]

旅するクリエイターKei_サムネイル
関連記事

今回取材を行ったのは、南米でサッカー選手として挑戦し、AppBank(アップバンク)の創業メンバーであり、現在はサッカーやメディアでの経験を活かし、Web制作、執筆活動に加え、映像や写真を撮るなど幅広くマルチに活躍されているかずえんどさ[…]

撮影をするかずえんど

 
LINE@バナーシンプルブラックインタビュー記事用

   
(1 いいね!)
読み込み中...
NO IMAGE

What's ”shabellbase”?

自分らしさは探すものじゃない、育むものだ。
明るい社会と未来のために、だれもが必ず持っている、“あなたらしさの種“を育てるヒントを提供するのがshabellのバリュー。shabellbaseは、自分らしく生きる人の軌跡や考え方を綴った、キャリア、ライフスタイル、価値観にフォーカスし、“生き方図書館“を目指すウェブメディアです。
shabellアプリは、 なりたい職業や選択したい生き方への不安や悩みを、その職に就いているプロフェッショナル人材に直接相談できる、“生きた教科書“を目指すアプリです。

CTR IMG