「こんなに仕事を頑張っているのに仕事が全く終わらない…」
「仕事が終わらなくて常に不安と焦りでいっぱい…」
仕事が終わらない状態だと、休みの日でもしっかりと休むことができなかったり、心を入れ替えるようなリフレッシュもしづらかったりと、大変なことが多いかと思います。
この記事では、仕事が終わらないと嘆いている人の何に原因があるのか、また仕事が終わらないときの対処法などを併せて紹介していきます。
仕事は終わらない??
マンパワーグループが20代から50代の正社員の男女400人を対象に行った残業に対する意識調査で、「現在、働いている会社で残業をしているか」という質問を行ったところ、約8割の人が「残業をしている」と回答しました。
もはや、会社で残業をするのはあたりまえのことなのかもしれません。
そして、残業が発生してしまう原因として「仕事量が多い」(45.6%)、「急な仕事が多い」(39.3%)が上位を占めるという結果になりました。
世の中の多くの人は、仕事が終わらないことに頭を悩ませ、毎日のように残業をしているのかもしれません。
仕事が終わらない人の特徴
仕事が終わらない人にはどんな特徴があるのでしょうか?仕事が終わらない人の特徴を紹介します。
もし当てはまるものがあれば注意が必要です。
・スケジュール管理ができない
・完璧に仕上げないとダメだと思っている
・頼まれた仕事を断ることができない
・カバンに荷物がたくさん入っている
・デスクの周りが散らかっている
作業時間を意識できていない
自分にはどんな仕事が向いているか考えたことはありますか?人によっては、1人で黙々とやる作業が好きかもしれませんし、人と何かを考えながらクリエイティブにアイデアを生み出していくことが得意だとかいろいろあるかもしれません。
もし、毎月やる仕事がだいたい決まっているのであれば、その作業時間を意識して効率化することができれば仕事にかかる時間を大きく削減できるかもしれません。定期的に作業内容を見直して、より効率的にできる方法はないか考えてみましょう。
スケジュール管理ができない
1日の仕事のスケジュール管理がうまくできないというのは、仕事が終わらない人の大きな特徴の一つと言えます。
また、仕事は1人一つではありません。同時に複数の仕事を抱えることも当たり前です。しかし、スケジュール管理ができない人は、たくさんの仕事を前に何からすればいいのかわからず、とりあえず…と優先順位なども考えずに仕事に手をつけている人は、スケジュール管理が苦手な可能性があります。
まずは、終わらすべき仕事を意識しましょう。締め切りが遠いけど、楽な仕事よりも、締め切りが近くて重い仕事なら、必ず締め切りが近くて重い仕事の方が優先順位は高いです。なぜか仕事が終わらないと思っている人は、自分の仕事の優先順位の付け方を見直してみましょう。
完璧に仕上げないとダメだと思っている
基本的に仕事は、精一杯100点満点を目指さなくてはなりません。しかし、「常に100点満点を取る必要はない」ということを頭の中に入れておいてください。
もちろん、100点を求められたり、場合によっては120点を目指さなければならない仕事はたくさんあります。しかし、中には70点から80点くらいのクオリティで大丈夫な仕事も中にはあります。
その仕事を自分の中で見分けられるようになると、仕事に対して割くべきリソースを自分の中で調整することができます。そうすることで、多少の時間の余裕を作り出すことはできるかもしれません。
頼まれた仕事を断ることができない
仕事が終わらない人は、自分に頼まれた仕事や任された仕事を全て抱え込み、1人で事故を起こしている可能性があります。
そもそも自分に対して仕事量が多すぎていることが原因で仕事が終わっていないのに、それを1人で抱え込んでしまうので、自分のキャパを超えてしまい結果的に人に迷惑をかけてしまうということまで考えられます。
自分にしかできない仕事であれば話は別ですが、他の人でもできる仕事であるなら、遠慮せず他の人にも仕事をお願いしてみましょう。そうすることで、仕事量のキャパオーバーは防ぐことができます。
カバンに荷物がたくさん入っている
仕事が終わらない人の特徴として、常に荷物をたくさん入れたカバンを持ち歩いているというのがあります。
たとえば、仕事で使う企画書や提案書、自分の成長のためにと移動時間に読むために持ち運んでいる読みかけの自己啓発本やビジネス本など、重たい鞄を持ち歩いている人もよく見かけます。
逆に仕事が早く終わる人は、大量の書類を持ち運ばずできるだけ簡潔にまとめた提案書を持ち運び、荷物を減らします。
つまり、仕事が早く終わる人は要領良く行動ができる人なのです。要領が悪く仕事が終わらない人は、たくさん仕事を溜めてしまうので、結果的に持ち運ぶ荷物も増えてしまうのかもしれません。
デスクの周りが散らかっている
仕事が終わらないと悩んでいる人は、一度自分の作業環境を見直してみましょう。
デスク周りが散らかっている場合は、作業時間が余計にかかっている可能性があります。例えば必要な書類が散らかったデスクのどこかにある、または埋もれてしまっているという場合はその書類を探すだけで大きなロスタイムが発生します。小さなロスタイムでも何度も積み重なってしまえば、大きな時間になってしまいます。
まずは、自分の周りを片付けることがとても大切です。
仕事が終わらない人が変えていきたい意識
仕事が終わらない人の特徴は先ほどの章でわかりました。では、仕事が終わらない人が変えていきたい意識について紹介していきます。
・仕事の後に予定を入れてしまう
・仕事の優先順位をはっきりとさせる
スケジュール管理をうまく行う
先ほども、仕事が終わらない人の特徴でも挙げましたが、まずは「スケジュール管理をうまく行う」ことです。
例えば、今日1日の与えられたタスクを把握して、「定時の30分前までに仕事を終わらせる」と決めます。
このとき、「定時の30分前」としっかりと認識できる時間ができることで、自分の仕事を終わらせらるための仕事の優先順位や、仕事量などがわかり、1日の働く上でのスケジュールがはっきりとします。
さらに上を求める人は、仕事を「いつ」までに終わらせるかをはっきりさせた上で、「目標」も決めましょう。つまり、仕事を「どれくらい」終わらせるのかをはっきりさせます。そうすることで、仕事に対する集中力も上がります。
仕事の後に予定を入れてしまう
スケジュール管理が大事だとはわかったけど、自分にはスケジュールを管理する能力が全くない…、何からしていいかわからないという方に、少し強引なやり方になりますが「仕事の後に絶対にずらせない予定」を入れてしまいましょう。
ずらせない予定というのは、「習い事」だったり、「勉強会」だったり、「子どものお迎え」だったりさまざまなものがあると思います。
ずらせない予定ができることで、その時間までに終わらせないといけないことや、やるべきことなどがはっきりとしてくるはずです。
仕事の優先順位をはっきりとさせる
自分がやるべき仕事を把握したら、自分の仕事に対して優先順位をつけましょう。
例えば、仕事が100個あるとします。そのうち、必ずやらないといけない・最優先で終わらせないといけない仕事を20個ほどピックアップしましょう。そして、すぐにやらなくてもいい、重要度が低い仕事を20個ほどピックアップしてみましょう。
そうすることで、やるべき仕事がはっきりとするので、自分の1日の使い方がより有意義なものになるかもしれません。
まとめ
仕事が終わらない状況が続いていて、どうしても自分自身に自信が持てなくなってしまった場合は、一度誰かに相談してみるのはどうでしょうか。
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