7月7日(木)に駒澤大学にて新入生に向けた「企業・団体の事業活動、社会連携活動・SDGs活動に関するセミナー:駒澤大学に寄せる期待」と題した授業が行われました。
現代社会・経済には多様な組織や企業が存在し、事業活動や社会連携活動を行っています。またSDGsに関する取り組みも盛んに行われています。今回の授業では企業5社を招いて、「会社概要」、「事業内容」、「社会連携・SDGs活動」、「働き方・キャリア形成」、「駒澤大学に寄せる期待」などについてお話しされました。今回の企画が現代応用経済学科の新入生にとって社会・経済の実態に触れる機会となることに加え、キャリアプランの参考になることを目的として実施されました。
当日の流れは参加企業5社がそれぞれ5分ずつ学生全体に会社概要、活動内容、働き方、SDGsに関する取り組みをプレゼンし、その後各ブースに30分間学生が周りました。
shabellが取り組む活動
固定概念や既存の価値観にとらわれることなく、自分らしい働き方 を模索する人を支援すべく、事業・サービスを展開していきます。
shabellアプリ:その職業への進路が不明確な職業やまだ認知され ていない職業を目指す人の不安や疑問を、職業人に相談するアプリ
shabellbase:様々な生き方、価値観を紹介するWEBメディア
shabellキャリア:自治体や教育機関が提供する教育機会において、新時代を自分らしく生き抜くための進路・ 職業選択や生き方選びについて、shabellアプリに登録 する職業人を講師に据え、経験シェアから学びを得る。
shabellマネジメント:新たな生き方・働き方のロール モデルとなりうる人材の活躍を支援する。
SDGsに取り組むshabellのプレゼン内容(プレゼンター:ヘレン)
shabellは日本の中で課題感が強いことは、職業の選び方だと考えています。現代では1人が複数のの職業に就いていたり、会社外でも自分の働き方や生き方を選択している時代です。しかし、その働き方や生き方を教えてくれる場所や手段は知らないことが多いです。その課題を解決するために、直接アプリを通じてコミュニケーションが取れるサービスを開発しました。またその世界観を取り出して、新潟県妙高市の中学生へキャリアについて考える授業や、様々な人の生き方を発信するshabellbaseを運営しています。
SDGsに関する関心度を調査!学生26人にアンケートをしました。
ブースを周る時間には、多くの学生が訪れていただき、shabellの想いを綴った本を配ったり、どんな職種に興味があるのか、SDGsへの関心についてのアンケートを取ったりしました。学生からはフードロスの対策への興味や、ジェンダー問題への関心の声が上がりました。最後に実際のアンケート内容をご覧ください。
Q1:17個のゴールのうち特に関心が高い項目をご選択ください。
Q2:上記の理由をご記載ください。
・女性差別があるから(10.人や国の不平等をなくそう)
・自分だけじゃなく、世界の人々が全員平等に生活できるようにしてあげたい。(1.貧困をなくそう, 5. ジェンダー平等を実現しよう, 6.安全な水とトイレを世界中に)
・世界中の子に綺麗な水を飲ませてあげたい(6.安全な水とトイレを世界中に)
・教育はさまざまな問題の根底にあるきがするから(4. 質の高い教育をみんなに)
・将来、なぜその職業を選んだか答えられるようになりたいから。(8. 働きがいも経済成長も)
・SNSやテレビを見ていると、教育の重要さや、貧困、差別の実態を目の当たりにすることに多く興味がある。(1.貧困をなくそう, 4. 質の高い教育をみんなに, 10.人や国の不平等をなくそう )
・ジェンダーというワードを最近よく聞くし、身近にもいる為。(5. ジェンダー平等を実現しよう)
・発展途上国の貧困問題に興味があり、貧困問題の解決のためには途上国の教育環境を改善すべきだと思ったから。また、途上国では男女により識字率に大きな差があり、男女格差の是正も貧困問題の解説にとても重要だと思っているから。(1.貧困をなくそう, 4. 質の高い教育をみんなに , 5. ジェンダー平等を実現しよう)
Q3.SDGsの各ゴール達成に向けて、日本に足りないと思うことや必要だと思う取り組みやご自身のアイディアを教えてください。
・もう少し政府が協力するべき
・食料廃棄率の減少
・みんなで協力する
・より自然に目を向けるべき
・時には固定概念を壊すというか、変える勇気もあると思う。
・新興国などに対する支援
・食料を大切にする
・全体的な認知度が低く学ぼうと思わないと学べない事。
・女性の活躍や、管理職へのキャリアアップが必要だと思う。世界的に見た女性の管理職の割合が日本はかなり低かった記憶がある。
・日本は他国よりジェンダーに対する差別が強く現れていると感じるため国民に呼びかける政策を取るべき。
・学校などでのSDGsの取り組みを知る機会
・ジェンダー問題について、日本では女性の管理職率や政治家率が非常に低いです。アファーマティブ・アクションなどを多少なりとも取り入れて一時的に強制的に女性数を増やすことも重要かと思います。
・つくる責任つかう責任について、日本はプラスチックのリサイクル率が高いですが、内サーマルリサイクルの割合が高くリサイクルと言えるか微妙なところです。マテリアルリサイクルの割合を増やしたいですが、今の日本はサーマルリサイクルに支えられていてすぐには解決できないと思います。
2030年までの国際目標「SDGs(持続可能な開発目標/エスディージーズ)」shabellでは、アプリを用いたキャリア相談、教育分野への参入、そして新潟支社の設立を皮切りに、誰もが平等にキャリアに関わる全ての情報にアクセスできる環境[…]
大学にあるキャリアセンターを利用したことがある学生はどれくらいいるでしょうか?また、利用していた卒業生はどれくらいいますか? ライターである私は青山学院大学を2021年に卒業をしましたが、奨学金関連の相談以外ぶ[…]
